完全燃焼と親不孝者の続き、、、
大学のアメフトでは、
高校強豪校からの推薦選手も多く、
やっていけるかの不安もあったが、やるしかなかった!
レシーバーというポジションでやっていける自信はあった。
大学生としての学問 理系と体育会の両立。
これからだ!
というタイミングの2回生の始まり。
股関節を怪我してしまった。
歩くこともままならない状態になってしまった。
練習見学の日々が続いた。
病院に通うも、大きな前進がない。
焦りだけが募る。
そんな2回生の秋。
突然、オフェンスコーディネイターから呼び出された。
「QBをやれ!」
「QB?!!」
こんな唐突すぎる会話があった。
※ QBとは攻撃の司令塔で、 チームの勝利はQB次第と言っても過言ではないポジション。
やりがいはあるが、 責任が大きい。
また関西の一部の大学は基本的に高校の優秀な選手をQBとして引っ張ってくる。
僕の大学にも当然推薦選手が同期でいて、 彼は高校の名門中の名門出身だった。
なぜ自分が?!QB?!
という思いもあったが、 やるしかなかった!
2回生の後半から4回の最後まで、 QBというポジションを担当した。
結局、レギュラーになることも出来ず、
正直、自分の関西でのアメフト挑戦は不完全燃焼に終わったと言っても過言ではない。
しかし、 僕には、大学アメフト生活を経て得た自信があった。
「 自分の練習量の多さ。」
確かに、スポーツの世界は、どれだけ練習をしたか?
を競うわけではないので、結果が出なければどんだけ練習もしても、
評価はされない。
ただ、これは視点が相手にある場合である。
僕は、自分自身を自分で見つめた時、
この4年間は無駄でなかったと心から思える。
自分自身でやりきったと思えるくらいの取り組みをした。
ということで、
4年間の長いようで短いアメリカンフットボール人生は終わり、
めでたく大学の5回生となった。
早朝から夜中まで、
アメフト漬けであれば当然の結果かもしれないので、
まったく後悔なんてしていない。
自分で作った道である。
しかし、つくづく親に感謝である。
理系で5年分の学費はそんなに安いもんじゃない。
というか高い。
親不孝者である。w
また、 5回生になると同時に就職活動も始まった。
当然のように、 自分も就職活動をし始めた。
僕の就職活動における企業選択の指針は至ってシンプルだった。
とにかく給与レベルが高いところ。
これだけ!
どんだけしんどくても良いからお金が欲しい!
こう考えていた。
さて、
大学5回生となってしまった僕の就職活動はどうなる?
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