日本のインターナショナルスクールにおけるバイリンガルの難しさ
今回は、
日本のインターナショナルスクールにおけるバイリンガルの難しさ
について書かせていただきます。
日本に存在するインターナショナルスクールで、
学校共育法の認可を受けているのは全国で125校程度。
これらの学校は、
基本的に中学校卒業相当のインターナショナルスクールを修了しても、
日本の中学校を卒業したことにはならない。
つまり、
義務教育を受けたことにならず、
基本的には日本の公立高校の受験資格がないのが現状である。
このような問題もあるのだが、
他にも日本のインターナショナルスクールには問題があるようで、
日本語と英語のバイリンガルになるどころか、
日本語も英語も覚束ないどっちつかずの状態になってしまう。
ということである。
基本的に、
インターナショナルスクールに子供を入学させる親の多くは、
インターナショナルスクールという存在に過度な期待をし、
高い授業費用を払っているわけだし、
ココに入学させれさえすれば全てが完璧にいく!と思いがちなのである。
それによって、
子供のアウトプットと親の期待値が一致せず、
親の不満の矛先が学校へ向く事が多いという。
そもそも、
通常の小学校や中学校では、
多くて6時間/日 程度のもので、
1日24時間を考えると1日の25%程度しか学校にはいない。
つまり、
残りの75%の家庭での環境も大きく影響しているのである。
確かに、
幼少期より多言語に触れさせるメリットは大きいが、
語学を学ぶ場は学校が全てではなく、
家庭や周りの環境、関わる人に大きく影響される。
そもそも、
高い授業料さえ払えば、
自分の期待するアウトプットを学校が自動で引き出してくれる。
と思っている時点で、
親の思考が停止していることを意味するだろう。
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