定年後、突然死する日本のサラリーマンにみる精神と肉体の関係とは?
「あそこのご主人、
会社を退職した途端、
ぽっくりお亡くなりになられたらしいのよ。」
日本人は世界的に見ても長寿国の1つと言われている。
ココには、
必ず何かの理由が存在する。
長寿の要因は、
単純ではなく、複数の要因が重なりあって、
結果として表れているので、
単一的な側面だけで判断することは危険だが、
今回は、
"精神的豊かさ" という点からアプローチしたいと思う。
サラリーマンが定年後 ぽっくり死ぬ理由とは?
冒頭でも触れたが、
「一生懸命 家族の為に働き続けたサラリーマンが定年退職を迎え、
第二の人生をスタートさせようとしたら、ぽっくり死んでしまった。」
というような話を聞いたことはないだろうか?
ここについて、
理論的な証拠を掴めているわけではないが、
私が日本に住んでいた時のご近所さんでも、
同様の話を数件聞いていたので、全国的に見ても少なくないと推測する。
そして、
このサラリーマン ぽっくりの現象を、
単なる1つの現象として認識し、
「可哀想だね。」 だけで終わるのは非常にもったいない。
このような現象は、
すべての国民に当てはまる危険性をはらんでいることを認識しなければならない。
ではなぜ、
つい最近まで元気だったサラリーマンが、
定年退職をキッカケにぽっくり死亡してしまうのだろうか?
ここからは、
私の推測が入ってくるので、
参考程度にとどめてほしいが、
アナタの人生を考えるキッカケになれば幸いである。
まず、
サラリーマンとして働いていた間は、
多少の病気はあれど、
今すぐ死んでしまうような状態であったわけではない。
それが、
一般的な病気が要因で亡くなっているわけではないので、
病気以外の要因を考える必要がある。
そして、
ここに大きく影響を及ぼしていると思われるのが、
精神衛生状態と推測する。
多くのサラリーマンは、
企業に勤めている間、
会社から数字であったり、契約であったりと、
何かしらの目標値をもたされ、
その目標達成に向け、
上司に詰められ、部下を世話し、
上からも下からも、多くの精神的圧迫を受けていたはずである。
圧迫という表現は過激かもしれないが、
メンタルへ何らかのマイナス要素が発生していたと考えられる。
その状態を大概のサラリーマンは、
約40年続けることになる。
普通に考えると、
この精神的圧迫から解放されるのだから、
退職した後の方が、
健康状態に良い影響を与えそうであるが、
実は、
これが逆に働いてしまっていると考えられる。
というのも、
長い間、
ある一定のストレスにさらされていると、
人間は"慣れ"という素晴らしい能力を持っているので耐性が出来る。
また、
人間は、
ある程度のストレスが、
心のバランスを整えるのではないか?
と考える。
上述が正しいと仮定すると、
サラリーマンとしてのストレスが全くなくなってしまった場合、
「心のバランスが適正ではない。」
と判断し、
何か精神が肉体にマイナスの影響を及ぼすのではないか?
と考える。
「病は気から」 は真実か?
日本には、
昔から「病は気から。」という言葉がある。
この言葉の成り立ちは調べていないが、
心はある程度のストレスを必要とし、
精神的な影響が、心だけでなく肉体にも何らかの影響を及ぼすのであろう。
精神的充足のために必要な事とは?
そういう意味でいくと、
多くのサラリーマンのように、
仕事というものを、対価として金銭を受け取ることを目的とし、
受け身の仕事と捉えている人にとっては、
サラリーマンという職を失うと、
精神的ストレスバランスが大きく崩れる可能性をはらんでいるのである。
つまり、
やらされ仕事ばかりで、
そこに目的や楽しみ、ワクワクを見いだせない人にとっては、
非常に危険である。とも言える。
このような状態にある人はサラリーマンに多い。
というのは私の偏見であるが、
サラリーマンであれ、何であれ、
一生を懸けてでも成し遂げたいことであったり、
何か情熱を注ぎ続けられることを仕事にすることが、
心の豊かさを生み、
それが健全なる肉体を生み出すのではないか?と考える。
ハイブリッドファミリーと共に心の豊かさを追いかけましょう!
心のワクワクに素直になろうぜ!
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4月17日の「定年後、突然死・・・」は全く同感です。